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地獄。トラブルまみれのレンタルサーバーお引越し。さくら→conoha。(追記あり)

レンタルサーバーお引越しをご検討の皆様。
しっかり準備をしておかないと大変な事になります。

月曜日早朝(3時~7時)にレンタルサーバーの引越しをしました。
その後もトラブルまみれで数日精神病み気味。

事の流れをざっと説明すると、

長年愛用してきたさくらのレンタルサーバー、無料のさくらのブログがSSL化されない。
ワードプレスでブログやってみようと思うも、ライトプランのためワードプレスが使えない。
スタンダードプランへ変更したくても、さくらではプラン変更はできない(スタンダードプラン以上の契約してそこにデータを移す→引っ越し作業が必要)
どうせ引っ越し作業が必要なら思い切って他のレンタルサーバーへ。
色々検討してconohaWingに決定。
とりあえずWingパックスタンダード36ヶ月契約。
ドメインやデータの移行方法をしっかり調べて準備OK(と思い込む)。
月曜早朝の時間を選びサーバー引っ越しを遂行。
地獄の始まり。

と言う感じです。

では実際何が地獄(準備不足)だったのかを説明します。

・ホームページが表示されない(リダイレクトループでエラー)

ホームページを見ようとしても「リダイレクトが繰り返し行われました」とのエラー表示が出てパニック。
調べた結果conoha独自のリダイレクト設定が採用されており、別途.htaccessなどでリダイレクトの設定をしていると発生するケースがあるとの事。
.htaccessなんかほとんどいじった事ないと思っていましたが、確認するとそれらしきものがいるじゃないですか!

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://macozy.com/$1 [R=301,L]

この3行を消して上書きすると、一応ホームページが表示されるようになりました。が、

・ホームページが文字化け

いままで何の問題も無く表示されていたのに突然の文字化けでパニック。
原因はhtml内のmetaタグにて文字エンコーディングの指定を「SHIFT-JIS」、ページの保存も「SHIFT-JIS」で行っていたのですが、
conohaのサーバーはUTF-8(よくわかりませんがBOMなしUTF-8N)しか受け付けていない。

全てのページの書き換えが必要かと思ってテンパりましたが、
.htaccessに次の文言を入れると文字化けが解消され表示されるようになりました。

AddDefaultCharset off

.htaccessをテキストエディタで直接書き換えてアップするもよし、
conohaのコントロールパネルからサイト設定の応用設定から変更するもよしです。

表示確認できましたので、ひとまず仮眠をとりました。

・KENTWEB様から利用させてもらっているCGIが軒並み動かない&文字化け

サイト運営当初より利用しているCGI
・メールフォーム
・BBS(掲示板)
・アクセスカウンタ
が機能していません。

またまた.htaccessに次の文言を追加

AddType application/x-httpd-cgi .cgi

これで多少?動き出しますが、

メールフォーム、BBSは一部文字化けが起きました。
テキストエディタでinit.cgi等を開き、SHIFT-JIS指定されている部分をUTF-8に書き換え、UTF-8Nで上書き保存。
さらにpealのパスを次に変更。
#!/usr/bin/perl
(さくらの時は#!/usr/local/bin/perl)
BBSは早めに復活しましたが、
メールフォームは画面が文字化けしたり、送られてきたメールが文字化けしたり大変でしたが2日で解消出来ました。

アクセスカウンタは最初表示されておらず、表示されるようになったとはいえ、アクセス数が以前の1/4程度しか増えません。
未だにこれは解消していません。

・SSIがエラーになる

大したものでは無いのですが、コピーライト表示の年号を更新するSSIがエラーとなります。
最初は表示すらされなかったので、

まずは.htaccessに次を追加し、.shtmlじゃなくてもSSIが動くように指定。
(本来SSIは拡張子が.shtmlでないと動かないので.htmlでも動くようにする)

AddType text/html .html
AddHandler server-parsed .html

するとエラー次の表示が

[an error occurred while processing this directive]

CGIで今の年数(これ書いてる時は2023年)2023を取得して、
SSIで表示するだけなのですが、
未だ解決方法見つからず。

なんで一部javaスクリプトで表示したり、
.htaccessの上の記述を外して、SSI止めてエラー表示が出ない(当然年数も出ない)ようにしています。

一応
CGIに直接アクセスすると

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「2023」の表示が出ますのでCGIは動いている様なのですが、

SSIの記述

<!–#exec cgi=”/cgi-bin/getyear.cgi” –>
(ブログに上に表示されないので<を全角の<に変更しています) が何かよろしくないのでしょうか。 という訳で、
以上が地獄のほとんどです。

SSIの動作検証のため、
.htaccessに別の記述入れたら
サーバーエラーでページが表示されなくなって
更に慌てたせいで元に戻すのに5分ぐらいかかって
死ぬかと思うぐらい冷汗かきましたので、
サーバー引っ越しの際は
しっかり時間をかけて準備することが必要です。

ググッてこのような失敗談や注意喚起のページを見ていれば、
落ち着いて対処出来ていたと思います。

特にさくらのインターネットから他のサーバーへ移行するときは、
文字コード(UTF-8N)の変換をしっかり終わらせてから進める事がまず大事だと思います。

皆さんもサーバー引っ越しの際はくれぐれもご注意くださいね。

2023年11月20日追記

・年号の自動更新はSSIの別コマンドでクリア

CGIとSSIの組み合わせで年号を自動更新していたのですが、
SSIのコマンド

#exec

がかなり強いコマンドらしく、おそらくconohaではこのコマンドは使えない模様。
で結果こいつを使わず以下のものに変更することで表示できるようになりました。

<!–#config timefmt=”%Y” –><!–#echo var=”DATE_LOCAL” –>
(ブログに上に表示されないので<を全角の<に変更しています) 年号を自動で更新表示していたページを全て書き換えるのがプチ地獄でしたが、
SSIで動いてくれたので良かったです!

後はアクセスカウンタの数値の減少ですが、
元々アクセス数が少ない(10~500ヒットぐらい)のページは軒並み元通りなのですが、
それを超えるページはやはりヒット数がやたらと少ないです。
最新のカウンタを平行して設置してみましたが、
ほぼ同じ数値です。
なんでかなぁ。

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