ルアー釣りを始めるにあたって必ず必要な道具であるリール。とても種類が多く初心者がどれを選ぶべきか全くわからないと思います。この記事では、スピニングリールの基本と初心者にオススメのリールや選び方のポイント等を紹介します!

ハンドルを回して糸を巻く釣りの基本的な道具。ルアーフィッシング向けのリールの基本情報を初心者向けにサクッと解説します!
スピニングリールとは?


スピニングリールは、釣りの道具の中で一番よく見かける道具なので誰でもある程度想像できる思います。ラインを巻くための道具で、釣りで最も広く使われているリールです。
特徴はラインがスプールという円筒部分に巻かれる構造で、投げる時はベールを上げて糸を放出し、巻く時はベールを戻してハンドルを回転させます。
私もかれこれ20年以上釣りをしてますが、いまだにメインで使っているのはスピニングリールです。初心者から上級者まで使えて、小さい魚から、ちょっと大きめの魚まで、これ一つで色々狙えます。
- 主な利点
- 扱いやすい
- バックラッシュ等のライントラブルがが少ない
- 種類・価格帯が豊富
- 欠点
- 構造上ラインがねじれやすい
- 正確なキャストが若干難しい
リールの各部品の名称を簡単に説明します。


- スプール:糸を巻く部分。素材や形で飛距離や耐久性、重量が変わる。
- ベール:ラインを放出する(投げる)時や巻き取る時に上下させるアーム。
- ハンドル:回転させ糸を巻き取る部分。利き手により左右付け替え可能なモデルが多いです。
- ドラグ:糸の出る強さを調整するためのねじ部分。魚が強く引いたときにスプールが空回りしてラインが出て糸切れを防ぐための機能。狙う魚種により調節が必要。
- フット:ロッド(竿)に固定する部分。
このあたりの用語を押さえておくと、説明書やレビューを読むときに役立ちます。
リール選びのポイントは「番手」と「ギア比」と「価格帯」
初心者が釣りを始めるにあたって、道具選びは右も左も分からず種類も価格も多すぎて路頭に迷います。できればお金をかけずに、それなりに良い物で始めたいと思うはず。
最初のリール選びに失敗しないためにまず知っておくべき点の「番手(ばんて)」と「ギア比」と「価格帯」の3つをご説明いたします。
番手って?
番手は、リールの大きさのことです。数字で表されていて、数字が小さいほど小さく、大きいほどデカくなり、ラインを巻ける量も増えます。 初心者が買うなら、2500番あたりが一番汎用性が高くておすすめです。大抵の釣りに使えるので、まずこれを買っておけば間違いないでしょう。私も最初に買ったのは2500番でした。
ギア比とは
ギア比は「ハンドル1回転でどれだけ糸が巻き取れるか」という目安。ノーマルギアやハイギア(HG)、エクストラハイギア(XG)等あります。ルアーフィッシングでは何度も投げては巻き取る作業の繰り返しですので、投げた後の巻取り作業が楽になるハイギア以上のものがオススメです。リールの型番の一番後ろに標記されることが多く「2500HG」「C3000XG」等一目でわかるようになっています。※アルファベットの表記はシマノ・ダイワその他の会社で若干変わります。
価格帯は?
まさにピンキリ。子供のお小遣い程度で買えるものからアルバイト1ヶ月分の給料でも手の届かない代物まで。自身の経験から初心者の方にはメーカー物(シマノ・ダイワ製)の次の価格帯をオススメします。
- 5000円〜8000円くらい:最初の一台にぴったりです。安いから気兼ねなくガンガン使えます。この価格帯だとちょっと重量があるのが欠点です。ルアーフィッシングではエサ釣りと違って何度も投げたり巻いたりを繰り返しますので、造りがしっかりしているメーカー物のこの価格帯ぐらいのエントリーモデルがベストかと。
- 1万円〜2万円くらい:エントリーモデルに不満が出てきてちょっと良いのが欲しいな、という時に。軽量のものもあり、巻き心地が滑らかになってスムーズ!
もっと高いものもありますが、私はこのちょっと上のミドルクラスぐらいの物を使っており、持っているのはほぼ20000円前後の価格帯です。
最初のうちは売値7000円くらいの安いやつで十分です。これで色々試してみて、もっと釣りにハマったら、ちょっとずつ良いやつにステップアップしていくと良いです。安物を使い尽くすと良いヤツの使い心地の違いに気が付く事が出来ます。
私は最初はエサ釣り用に2000円ぐらいのノーメーカー物を使っていましたが、調子が悪くなって、シマノ製の4000円ぐらいの物に買い替え使ってみると、回転のスムーズさとハンドルがどこでもピタっ止まる事(これに関しては安物使った事ない人には分からない)に感動した事を覚えています。それからはシマノ・ダイワ製の4~5000円の物で揃えていましたが、ルアーフィッシングを始めるにあたってさらに思い切って8000円ぐらいの物を購入しました。
初心者向けおすすめスペック
- 番手:2500番前後
- ギア比:ハイギア(HG)
- 糸巻量:PEライン1号が200m以上巻けるもの
- 自重:250g以下(軽ければ軽い程疲れにくい)
- 価格目安:7000円前後〜(シマノ・ダイワ等のエントリーモデル)
初心者のリール選び:もう少し深掘り
リールの型番を見ると、「2500SHG」等ギア比の前に「S」と表記されている場合があります。これはシャロースプールを意味し、ラインを巻くスプールの溝が浅いもので、ナイロンラインより細いPEラインを巻き付ける事を想定したルアーフィッシング向けの物になります。通常の深溝スプールにPEラインを巻く際は下巻きと言って、あらかじめある程度の(不要な)ライン等を巻いて溝の深さを調整します。
それだったら最初からPEラインを4・500mとか長ーく巻き付ければよいのでは?と思ったあなた。それは不正解。通常ショア(陸地)からルアー釣りをする場合、結構頑張って投げても100m投げるのは難しく、ほとんど50m~70m前後の範囲で釣りをします。リールに巻き付けた糸は使うたびに海水などで劣化していき、先端の方しか使っていないのに根元の糸は無駄になってしまいます。実際売っているPEラインは150m~200mの物がほとんどです(むっちゃ長い奴は船用)。まぁとにかく深溝スプールには下巻きが必要という事を覚えておいてください。


また「DH」が付くとダブルハンドルとなり、ハンドルが2本になる事で重心が常にハンドルの中央になりよりスムーズにハンドルを回転させることができますが、その分重量が増えます。


数字の前に「C」が付くとコンパクトボディを意味し、例えば「C3000」であれば、スプールは3000番の大きさで、ボディは2500番の大きさとなり、同じ2500番のボディでも糸を巻く量が多くなります。
例えば「C3000SDHHG」という型番なら
ボディは2500番で3000番のシャロースプールを搭載して、ダブルハンドルのハイギアとなります。
※シマノ製のリール標記です。ダイワや他社製だと会社ごとに若干変わります。
まとめ
釣りの中でもなくてはならない道具のリール。でも最初は色々あり過ぎて何買ったら良いか訳分かりません。 何でも良いから釣りたい!てな方は、初心者オススメの物を購入してみてください。そして実際使い込むことで分かる事が沢山有ります。その後は自分の釣りスタイルに合った物をこだわりながら探してみてください!