多くのブログでこの話題を取り扱っていると思いますが、
私もこの事件について私見を述べてみようかと思いました。
福岡での飲酒ひき逃げ事件の地裁判決について。
地裁での判決は業務上過失致死。
「過失」によりこの事故は起きたとの判決。
(辞書で調べると「過失」=「不注意」)
現時点でマスコミから与えられている情報は
「被告が飲酒状態で車を運転し、前を走っていた車に追突。その車は橋から落ち、乗っていた幼い3人のが死亡。被告はその場から一時逃走し、大量の水を飲み飲酒運転の証拠隠滅をはかる。(省略)」
「被害者はカブトムシを採りに行った帰りだった。」
事故現場に居合わせたわけでもない私が、
マスコミだけの情報で正しい判断ができるわけではありませんが、遺族の心情を考えると、この判決には納得がいきません。
しかし、マスコミの情報には被告の情報ばかりで、被害者の情報が少なすぎます。
裁判長は私たちが知りうる以上の、多くの事実、証拠、証言から、この判決をみちびきだしたのであろうと推測すると、被害者の「過失」が見え隠れするような気がします。
それでも、やはり、同じような事故を少しでも減らすために、危険運転致死傷罪の適用が必要であったのではと、思います。
これからも裁判は続くと思いますので見守っていきたいです。
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