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私が産まれた日

今日は私の誕生日でした。

若い頃は、

今日は私の誕生日!

誰か気づいて!

祝って!

なんて、

誕生日は祝ってもらって当然な日だと思っていました。

が、

30代ぐらいから、

自身の誕生日が、

年齢が増え、

確実に衰えていく事を確認する日。

に変わり、

誕生日なんて、

ほとんどhappyとは感じる事が出来なかったような気がします。

ここ数年。

でも、

今日は、

なんだか、

少し違っていました。

1970年生まれのmacoZyは、

今日で、

43歳になりました。

43歳。

私の父親が、

がんで亡くなった年齢。

43歳。

お父さんが死んだ年齢と同じになったのです。

幸い、macoZyは今まで大きな病気や怪我もなく、

五体満足、健康に育ってきました。

私の父は若くして胃がんを患い、

胃の摘出手術受け、

43歳で、

腸に転移したがんでその生涯を閉じたのです。

その父と同じ年齢になった、

それだけで、なんだか、

涙が、

こみあげてくるのです。。。

嬉しいのか悲しいのか淋しいのか悔しいのか、

なんだか感情が見えてこないのですが、

父の事を沢山思って、

心に強く引っかかっている感じです。

そんな中、

最近ふと、

何かしらのメディアで、

誕生日は、

自分自身が生まれてきた日のお祝いをするのではなく、

自分を産んでくれた母親に感謝をする日である。

との話を耳にし、

ぎゅっと心をつかまれた事を思い出しました。

そして今日、

私の誕生日を祝うメールくれた母親に、

感謝のメールを返信しました。

しばらくすると、

また、母からの返信が。

私からの感謝の気持ちを受け取ってくれたようでしたが、

母は母への感謝よりも、

隣にいる、妻への感謝を忘れぬようにとのメールを送ってくれました。

もう涙が止まりませんでした。

私は、

この母に産んでもらえて、

とっても幸せです。

久しぶりに、

自分自身の誕生日が、

とってもhappyである事に、

気が付かされました。

happy birthday.

誕生日をどんな気持ちで過ごすのか、

それは人それぞれ。

macoZy自身も

近年誕生日なんて、

どうでもよくなっていましたが、

その日が、

母が大変な思いをして、

世に産み出してくれた記念日。

そう思えるようになると、

これからの誕生日も、

その日がとっても大切でhappyな日になる

と強く感じました。

人から祝ってもらわなくても、

歳をとってちょっぴり悲しい気持ちになっても、

そんなことより、

「母への感謝を忘れない日」

私はこれからはそういう気持ちで、

誕生日を迎えようと思ってます。

そして、父の年齢を超え、

出来る限り永く家族と共に有れる事を、

心から願い、

頑張っていきたいと思います。

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