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どどんだどん!

えー。

今日は久しぶりに感動といいますか、

なんだか目に熱いものがこみ上げて、

それを抑えるのが大変な一日でした。

今日は長男の幼稚園の音楽発表会が、近くの市民センターで行なわれました。

我が子のクラスの課題曲は「八木節」。

昨年から練習を始めて、今日の日を迎えたわけですが、

最初にどの楽器を担当するのか、

担任の先生が子供たちの選定作業を行い、

我が長男は、和太鼓の担当になりました。

その際、嫁が言うには、

「今日、音楽会の件で先生から連絡があって、

クラスのみんなに太鼓を叩かせたら、うちの子が一番リズム感が良かったから、

太鼓の担当になったらしいよ!」

と、とても嬉しそうにしていました。

自分はその時は、

「あ、そうなんだ良かったね」といいつつ、

心の中では、

「おいおい!そんな先生の口車に騙されやがって!

たぶんメロディオン(鍵盤ハーモニカ)が上手に弾けないから、

叩くだけの太鼓に選ばれたに違いない!」

と、なんだかちょっと残念な気持ちになっていました。

月日が流れるのはあっというまで、いつの間にやら発表会の日に。

数多くの保護者が我が子や孫の晴れ舞台を見に、

熱気ムンムン、

独特の雰囲気の会場に足を踏み入れました。

一応、嫁からぼんやり、

「太鼓はセンターの位置だよ」

という情報を聞いていたものの、

どうせ脇役だと思い込んでおりましたので、

ま、それでも、それなりに、我が子の成長を見届けれることを嬉しく思いながら席に着き、

出番を待ちました。

さて、我が子の出番です。

幕が上がると、そこには、

数多くのメロディオン担当の子供たち、

後ろに木琴、左にキーボード、右に先生のピアノを従え、

そして、その中央に、

和太鼓を前に、バチをキッと構える我が子の姿が・・・

指揮の先生の合図で、演奏が始まりました!

するとすぐに、

演奏の中心が和太鼓であることに気がつきました。

「あれ!?なんだか主役っぽいぞ!」

そうです!

この「八木節」。

和太鼓は脇役ではなく、主役級の

かなり重要なポジションだったのです!!

それからは引き込まれるように我が子の演奏を見、聞き続けました。

演奏の中心で、しっかりリズムを刻み続ける姿に心震わせ、

途中いったん演奏が途切れたかと思うと、

我が子の大きな掛け声と共に、太鼓のソロパートなどもあり、

とっても充実な内容でした。

ただ小さな子供だった我が子が、

いつの間にか、そんな責任あるポジションも任されるような子供に成長していたのかと思うと、

もう涙があふれそうで、それを我慢しながら必死に演奏を聴き続けました。

3月31日生まれの我が子は、同じ学年の他の子供と比べると、

背も小さく、運動能力でも劣っているところがあり、

なんとなく、これからもずっと、

同学年の子供より、いろいろな面で劣っているのでは、

と思い込んでいたのですが、

今日のこの一日でそんな不安はどこかにぶっ飛んでいきまいた。

自分と同じように、

別々の場所で見ていた、

嫁も、母も、

その姿に感動の涙を流していたようです。

担任のK先生。

我が子を太鼓の担当にしていただきまして、本当にありがとうございます。

本人も、これでいろいろな面で成長できたと思います。

と、まぁ、他人から見れば親バカな文章ですが、

誰しも親になり、同じようなシチュエーションなれば、

同じように心振るわせと思います。

今日は思いっきり子供のわがままを聞いてあげました。

これからもたくさんの子供の成長に、

感動し、

喜び、

泣き、

笑い、

続ける人生を送りたく願う今日この頃でした。

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